ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
著者:木村尚義(きむら なおよし)
この記事では『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』の感想・書評・レビューを簡単にざっくりとご紹介します。
この本は、こんな人におすすめです。
- 問題解決力を磨きたい人
- アイデア出しの発想力を鍛えたい人
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本の概要
「ずるい」という単語は一般的に「卑怯」「悪いこと」というイメージを持ちますが、この本では「その手があったか!」という良い意味で使われています。
「ずるい考え方」は「ラテラルシンキング」とも呼ばれ、ロジカルシンキング(論理的思考)の反対にあたる言葉になります。
例えば・・・
Q:13個のオレンジを3人で均等に分けるには?
この問いに対して、あなたはどう答えますか?
A:4個ずつ分けて、余った1個を3等分する
A:重さをはかって、同じ重量ずつ分配する
といったところでしょうか。これは「ロジカルシンキング」の発想です。
「ラテラルシンキング」では・・・
A:ジュースにして分ける
この発想がラテラルシンキングです。「なにそれ」「そんなことか」と思いましたよね。
ロジカルシンキングは論理的思考というように、過程を重視して問題解決をします。それに対してラテラルシンキングは、問題解決を重視しており、その過程は何でも良いという考え方です。
この本では、上記のQ&Aのように、固定観念に縛られることなく、自由に発想するラテラルシンキングという考え方についての解説や、具体例などが載っています。
本の雰囲気
本の中の雰囲気はこんな感じです↓↓(※ぼかし加工をしています)
文字数はそこまで多くなく、本を読むのが苦手な人でも、難なく読み進められると思います。
最初から最後まで順番に読んでもいいし、目次を見て気になるページから読んでも内容を理解できるでしょう。
難しい専門用語などはそこまで出てこないので、スラスラと読み進められます。具体例も多く載っているので、すぐにラテラルシンキングの考え方が身につくはずです。
続いて「この本を読んだ感想」と「この本が気になった人におすすめしたい本」をご紹介します。
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読んだ感想
この本を読んで、いかに自分の頭が凝り固まっているのかが良くわかりました。
仕事ではロジカルシンキングで物事を考えるほうが多く、ラテラルシンキングの考えは全然できていないので、こうした発想力は武器になると思います。
ラテラルシンキングでは常識にとらわれない自由な発想が可能になるので、問題解決の糸口になったり、さまざまなアイデアが出るきっかけになると感じました。
この本はまんが版もあります。活字が苦手な人、普段からまんがを読む人におすすめです。
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今回ご紹介した『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』のように、思考力や発想力を鍛えたい人には、
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参考書籍
最後に、この本にて紹介されている「参考書籍」をいくつかご紹介します。併せて読むことでより知見が広がりますよ。