夏から秋にかけて発生する台風ですが、みなさんは普段からどのようにして台風の進路情報をチェックしていますか。テレビのニュースだったり、気象庁のホームページで進路をチェックしている人が多いと思います。
これからは米軍が独自に行っている台風の進路予想も一緒に確認してみてはいかがでしょうか。米軍のホームページから誰でも無料で見ることができます。
この記事では米軍による台風の進路予想を見るための方法や見方をご紹介します。
米軍の台風進路予想を見る方法
米軍による台風の進路予想は、合同台風警報センターのホームページより見ることができます。このセンターはアメリカ海軍とアメリカ空軍が共同で設置したものです。略称であるJTWCと検索すれば一番上に表示されます。
JTWCのトップページには、中央に航空写真が表示され、右側に台風の情報が記載されています。アメリカが作っているホームページなので、全て英語で表記されています。
英語が読めなくても大丈夫です。たった1箇所だけクリックするだけで台風の進路予測が見られます。
右側に表示されている台風の情報のTC Warning Graphicと書かれた場所をクリックしましょう。
台風が複数ある場合は、その数だけTC Warning Graphicとあるので、進路予測を見たい台風のTC Warning Graphicをクリックしましょう。
トップページに表示されている航空写真より、進路予測を見たい台風の数字を確認しましょう。
日本の台風の番号とアメリカの台風の番号は異なります。この画像の場合ですと、日本では台風13号ですがアメリカでは台風15号となっています。日本とアメリカでは番号を付ける基準や順番が違います。
TC Warning Graphicと書かれた場所をクリックすると進路予測が見られます。クリックするとこのような画面が表示されます。
拡大するとこのようになります。
この進路予測を見る際に気を付けなければいけないことは、日時がアメリカ基準になっているので自分で日本時間に直す必要があります。
画面に表示されている数字の左側が日付け、右側が時間です。この画面を例にすると、05/18Zと表示されているのがわかりますか。
05が日付け、18が時間なので、5日の18時の位置であることが分かります。これを日本時間に直すためには、9時間をプラスします。
18時に9時間をプラスすると27時→翌3時となります。つまり05/18Zは、日本時間に直すと6日の朝方3時になります。
06/06Zであれば、6日の15時となります。
見方がわかりましたでしょうか。
気象庁予想と米軍予想 どちらが正確か
個人的には米軍の予想のほうが正確な気がしています。気象庁の予想は、日本に接近・上陸するような進路予想をすることが多い気がします。
この見解はあくまでも私が勝手に感じているだけなので、一度ご自身で見比べてみてはいかがでしょうか。