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川崎病の入院費用を公開【実体験】

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川崎病の入院費用

私の子どもが川崎病になった際に発生した入院費用を公開します。

私の子どもは川崎病になって入院をしました。3週間ほど入院をしましたが、無事に治って退院できました。そこから数年経過しましたが、普通の子どもと同じ生活を送れています。

この記事をご覧になっているということは、きっと大切な家族が川崎病になってしまったのだと思います。心配ですよね。

でも大丈夫ですよ。川崎病は入院は必要ですが治療を受けたら治ります。

この記事では私の子どもが川崎病になったときに発生した入院費をご紹介します。参考になれば幸いです。

また、あなたの大切な家族が一刻も早く川崎病が治り退院できることを切に願います。

川崎病での入院の費用

川崎病での入院費用などを以下の2つに分けてご紹介します。

  • 退院時に支払った金額
  • 最終的に負担した金額

私の子どもが川崎病になったのは2歳の誕生日を迎えるころで、入院期間23日でした。こうした条件の際にかかった費用をご紹介していきます。

条件により費用は変わってきますので、あくまでも参考としてご覧ください。

退院時に支払った金額

退院時に病院で実際に支払った金額は、229,270円でした。なかなかの金額ですよね。

退院時に病院で支払った額は約23万円にはなりましたが、私の場合は後で医療保険(個人保険)などに請求をしてお金が返ってきましたので、実質の負担額はもっと安くなりました。その負担額は後ほどご紹介します。

でもいくらかは返ってくるとは言っても、あなたも退院時には上記の金額を支払う可能性があるので、ある程度の現金が必要です。

退院時に支払った金額の内訳

退院時に支払った229,270円の内訳は以下の通りです。

  1. 医療費等の負担金 91,975円
  2. 食事負担金 23,040円
  3. 特別室料 114,265円

1の医療費等の負担金とは、川崎病にかかる治療の費用や入院費などの合計です。

91,975円という金額は、会社の組合の制度による高額医療費制度が適用されたのでこの金額で済みました。

高額医療費制度とは、簡単に言うと病院などで支払う1回の金額が、会社の組合が定めた基準額を超えた場合は、ある程度の金額を支払えば全額を負担しなくて良いというものです。自己負担限度額とも言ったりします。

私の場合、医療費等の総合計額が1,454,460円となっていました。おおよそ150万円です。この金額は会社の組合が定めた基準額を超えているので、定められた算出式による計算の結果、上記の約9万2千円の支払いで済みました。

会社の組合や人事部署に、高額医療費制度または自己負担限度額について、退院するまでに確認しておきましょう。最悪の場合、退院時にとんでもない金額を払う必要が生じてしまう可能性があるかもしれません。


2の食事負担金とは、子どもの入院時の食事料です。私の場合は、1食360円×64回の負担が必要でした。入院日数によって金額は変わってくるでしょう。


3の特別室料とは、個室利用料です。いわゆる差額ベッド代のことです。私の場合は病室を個室にしてもらったため、この金額を払う必要がありました。

もし4人などの相部屋で入院生活を過ごすのであれば、この特別室料はもっと安くなる、または発生しないでしょう。

最終的に負担した金額

上記でご紹介したように、退院時に病院で 229,270円を支払いしました。しかし保険等などにより後に保険金などが入ってきましたので、実質支払った金額は38,404円となりました。

これはあくまでも私の場合の金額です。条件によって金額は異なりますので、参考までにご覧ください。

最終的に負担した金額の詳細

退院時に病院で 229,270円を支払ったのに対して、後に190,875円のお金が返ってきました。その内訳は以下の通りです。

  1. 家族療養費附加金により66,900円
  2. 子どもの医療費無料により25,075円
  3. 会社の互助会により29,900円
  4. 個人保険により69,000円

合計で190,875円のお金が返ってきましたので、実質の負担額は38,404円となりました。


1の家族療養費附加金とは、会社の組合の制度により返ってきたものです。それぞれの組合によって定められた計算式により、私の場合は上記の金額が返ってきました。

高額医療費制度の手続きをしたのと同時にこの家族療養費附加金についての手続きもされていたようなので、返ってきました。ありがたいです。


2の子ども医療費無料とは、私の住んでいる自治体は子どもの医療費は無料といった制度があるおかげで返ってきたものです。

これは住んでいる自治体によって制度の内容が違うので、市役所や町役場などで確認をしましょう。私の自治体の場合は立て替える必要があって後から返ってくる制度となっていました。

自治体によっては立て替えではなく、退院時の支払いがそもそも発生しない場合もあるようです。


3の会社の互助会とは、組合とは別の組織である互助会により、入院日数×1,300円の金額が返ってきました。


4の個人保険とは、独自で掛けている民間の医療保険により、入院日数×3,000円の金額が返ってきました。もし個人保険を掛けているのであれば請求しましょう。

退院時に病院では約23万円を支払ったものの、後に約19万円が返ってきたため、実際の出費は約4万円となりました。

まとめ

私のケースの場合、退院時には約23万円を支払いましたが、後に約19万円返ってきましたので、実質の負担額は4万円になりました。

退院時にある程度の金額を支払う必要がある可能性があります。しかし、各自治体の制度などによっては、大幅に支払う金額が変わる可能性があります。

また、会社の組合の制度などによって、支払いの上限額があったりお金が返ってきたりします。まずは、自治体や組合、保険会社などに確認をしましょう。

いわゆる差額ベッド代がとても負担となることがわかりました。個室でゆっくりと療養したいと思いますが、お金の心配があるのであれば、相部屋も仕方ないのかもしれません。

あと記録が無かったのでご紹介できませんでしたが、子どもの入院の際は付き添いの人もいるかと思います。その付き添いの人の食事代やベッド借料代は別で発生します。

いくら掛かるか不安になると思いますが、看護師さんに聴けば教えてくれますので、相談してみましょう。

今回ご紹介した金額は、あくまでもご参考までにご覧いただけたらと思います。

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