あなたが住んでいる地域が昔どんな場所だったのかを知りたいと思ったことはないでしょうか。
そんなときは国土地理院のホームページから、無料で昔の航空写真を見ることができますよ。
日本中のどの地域の写真でも見られるので、あなたの住んでいる地域はもちろん、有名なテーマパークの建設前の様子や、東京などの都会の昔の様子など見ることもできます。
国土地理院のホームページから、どこをクリックすれば見れるのかを実際の操作画面を使って説明していきます。一回やり方を覚えたら簡単に使えますよ。もちろん見るだけなら費用はかかりません。
国土地理院は国土交通省の特別機関ですので安心して利用することができます。昔の航空写真を見て今とは違う街並みを楽しんでみてください。
国土地理院のホームページで昔の航空写真を見る方法
まずは国土地理院のホームページを開きましょう。
>>>「国土地理院ホームページ」
トップページの上部にある「地図・空中写真・地理調査」にマウスのカーソルを持っていくと、下に詳細のメニューが表示されます。
メニューに表示されている「地図・空中写真閲覧サービス」をクリックしてください。
クリックすると、「地図・空中写真閲覧サービス」を利用するための利用規約などが記載されたポップアップが出てきますので、「同意する」ボタンをクリックします。
ちなみに、利用規約などの内容をざっくりと説明すると以下のようになります。
- 誰でも利用ができる(登録など不要)
- 複製や商用利用もできる
- 見るだけなら無料で、購入することもできる
- 通信料はかかります
- データなどを使用するなら出典を書くこと
- 編集や加工をするなら、その旨を記載すること など
今回ご紹介する昔の航空写真を見るだけなら違反になることはまずありませんので、安心して「同意する」を押して大丈夫です。
「同意する」を押すと日本地図が表示されます。あなたが見たいと思う場所まで縮尺を変えましょう。左上の「+」「-」ボタンや、マウスのホイールで拡大や縮小ができます。
地図の位置を動かしたいときは、マウスを右クリックをした状態でドラッグすると自由に動かせられます。
今回は東京駅の航空写真を表示させます。
拡大していくと地図が更新されてより詳細な地図になります。航空写真を見たい場所を見つけるまで拡大していきましょう。
地図の左下に表示されている距離が100mになるぐらいまで拡大してしていくと、今後の作業がスムーズになります。あまり詳細まで拡大をしすぎると次の作業の時に不便になりますので、100mがおすすめ。
航空写真を見たい場所を表示できたら、次は左のメニューにある「空中写真」にチェックを入れると一覧が出てきます。
一覧の並びをデフォルトの「中心距離」から「作成・撮影年」に変更しましょう。そうすると、上から新しく撮影された航空写真の順番に並び替えられます。
その中から好きな年代の項目をクリックすると、閲覧画面にかわります。
まずは最新の航空写真を見てみます。
クリックすると、閲覧画面が表示されます。
この画面でもある程度は見られますが少し画像が荒いです。そこで、「高解像度表示」を押すとより綺麗に表示されます。
地図と同じように左上の「+」「-」ボタンや、マウスのホイールで拡大や縮小ができます。拡大するとこんな感じです。
割とくっきりと見えます。以上が、航空写真を見る方法です。
昔の航空写真を見るなら、検索結果一覧のページを移動しましょう。そうすると古い年度が表示されるので、好きな年度をクリックしましょう。
昭和24年の航空写真を見てみます。
昔の航空写真はモノクロのものが多いので少し見にくいかもしれませんが、今と違う様子がよくわかるかと思います。
昔の航空写真を見る方法をご紹介しました。操作方法はそこまで難しくないので、誰でも無料で簡単に見ることができますよ。
あなたの街の昔の写真や、埋め立て前の様子や、テーマパークや団地を開発する前の様子など見てみると楽しいですよ。