冬の時期になるとニュースでよく見る鳥インフルエンザ。
人体への影響はほぼ無いとされていますが、決して0ではありません。
もし道端でばったり横たわっている鳥を見かけたときに慌てないで済むように、鳥インフルエンザの簡単な見分け方をご紹介します。
鳥インフルエンザの症状や対応の方法
道端で横たわっている鳥が「鳥インフルエンザ」かどうかの簡単な見分け方をご紹介します。
鳥インフルエンザかどうかを見分けるには、大きく分けると以下の2つです。
- 外傷がないか
- 集団で死んでいないか
それでは詳しく解説していきます。
鳥インフルエンザの見分け方「外傷がないか」
結論から言いますと、道端で死んでいる鳥に外傷がなければ鳥インフルエンザである可能性は高いです。
外傷というのは、血が出ていたり、首が折れていたりすることです。
外傷があって死んでいる場合は、その外傷によって死んでしまった可能性が高いので、鳥インフルエンザの可能性は低いと言えるでしょう。
ただし、いくら鳥インフルエンザではないとしても、むやみに触るのはやめましょう。
野鳥にどんな菌が付着しているかわかりません。感染症にならないためにも、下手に触れない方がいいです。
ただ外傷がなかったとしても、全てが鳥インフルエンザとは限りません。寿命だった場合は外傷もなく死んでしまいます。
鳥インフルエンザの見分け方「集団で死んでいないか」
こちらも結論から言いますと、鳥が集団で死んでいる場合は鳥インフルエンザが原因である可能性が高いです。
鳥が集団で死ぬことは日常ではほぼありません。集団で行動する鳥だからこそ、1羽が鳥インフルエンザに感染すると、ほかの鳥にも感染してしまいます。
逆を言いますと、1羽だけが死んでいる場合は鳥インフルエンザである可能性が低いと考えて良いでしょう。
ただし、鷲やトンビのような大きな鳥が1羽だけ死んでいるときは、鳥インフルエンザを疑っても良いでしょう。
鳥が死んでいるのを見かけたら
鳥インフルエンザについての管轄は「都道府県」が行っています。市役所・区役所・役場ではありません。
もし道端に鳥が死んでいるのを見かけて、「外傷がなく集団で死んでいる」または「大きな鳥が外傷がなく死んでいる」場合は、お近くの都道府県の事務所に連絡しましょう。
まとめ
鳥が死んでいるのを見たとき、鳥インフルエンザである可能性が高い場合は以下の2つです。
- 外傷がない
- 集団で死んでいる
ただし、これだけが鳥インフルエンザだとする条件ではありません。あくまでも簡易的な見分け方です。
ご参考程度にしていただけると幸いです。
もし心配であれば、都道府県へ連絡しましょう。