地質調査の際に行うボーリングですが、以下の2種類の方法があります。
- ノンコアボーリング
- オールコアボーリング
「ボーリング」とよく言いますが、実は「ノンコアボーリング」と「オールコアボーリング」の2種類あります。
この記事では、「ノンコアボーリング」と「オールコアボーリング」の違いを土木初心者向けにざっくりと解説しています。
どうぞご覧ください。
ノンコアボーリングとオールコアボーリングの違い
ノンコアボーリングとオールコアボーリングの違いは、簡単にまとめると以下のとおりです。
- コアの採取の有無
- 調査を併用して行うか
それぞれ解説していきます。
ノンコアボーリング
ノンコアボーリングとは、文字通りコアの採取をしないボーリングのことを言います。
ノンコアボーリングを行う際は、標準貫入試験やサンプリング(土質の採取)等の調査を併用するのが一般的です。
後にに出てくるオールコアボーリングは土試料の採取が目的ですが、ノンコアボーリングは穴を掘るだけであり、ノンコアボーリング+標準貫入試験・サンプリングを行うのが一般的です。
ちなみに、サンプリングを行うのであれば、少なくとも孔径は86mm以上必要となります。サンプリングの方法によって孔径は変わってきます。
続いてはオールコアボーリングについて解説します。
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オールコアボーリング
オールコアボーリングとは、観察のためにコアを採取するボーリングのことを言います。
連続的にコアを採取し、試料箱(コア箱)に収めて納品されす。採取したコアを連続的に確認できることから、詳細な地質状況の把握が可能となります。
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まとめ
「オールコアボーリング」と「ノンコアボーリング」の違いをご理解いただけたでしょうか。
最近ではノンコアボーリングを行って、標準貫入試験やサンプリングを併用するのが一般的になっています。
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