はやこまブログ

(当サイトはプロモーションを含みます)

土木

効率の良い土木の勉強方法

投稿日:2020年1月14日 更新日:

土木の勉強

土木の知識を得るためにはさまざまな勉強方法がありますが、ここでは私が効率の良いと思う勉強方法をご紹介します。

効率の良い土木の勉強方法

土木の勉強を効率よく行うためには、「土木施工管理技士試験のテキスト」を活用することをおすすめします。

「土木施工管理技士試験のテキスト」を使った勉強は、こんな人におすすめです。

  • 資格取得をしたいと思っている人
  • 資格取得をしなくても、土木の知識を深めたい人

資格を取得する・しないに限らず、土木業界に関わっているのであれば「土木施工管理技士試験のテキスト」は必須です。

このページを読んでいるあなたは、人よりも向上心がある方であるとお見受けします。

ぜひテキストを1冊手元に置いておき、先輩や同僚と圧倒的な差をつけてみませんか?

続いて「土木施工管理技士試験のテキスト」を使うメリットをご紹介します。

「土木施工管理技士試験のテキスト」を使うメリット

「土木施工管理技士試験のテキスト」を活用した勉強のメリットは以下の3点です。

  • 土木に必要な知識が1冊にまとめられている
  • 1冊あれば長期間使える
  • 資格取得にもつなげられる

「土木施工管理技士試験のテキスト」 は、土木に関する必要な情報が1冊にまとめられています。

書店やネットでたくさんのテキストが売られていますが、ぶっちゃけ書いてある内容はどれも大して変わりません

どのテキストにも、土工やコンクリート、基礎工、道路、河川といった分野別の解説と、建設業法や騒音規制法などの土木工事に関わる関連法規の解説が書いてあります。

土木初心者でもわかりやすいように説明されていたり図解もあったりするので、土木の教科書として1冊持っておくと役立ちますよ。

テキストを1冊持っておけば、作業手順や品質管理の方法、わからない単語などをすぐに調べることができます。

ちなみに、テキストに書いてある内容は、毎年コロコロと変わるわけではありません。

よく「最新版」とか「○○年版」と書いてありますが、中身はほとんど前年度と変わっていないことが多いです。

法律については改正されることがありますが、工種の説明や工法の作業手順などは今までもこれからも大きく変わることはありません。

だから1回買っておけば数年は使えます。コスパいいですね。

「土木施工管理技士試験のテキスト」 の種類

「土木施工管理技士試験のテキスト」 は大きく分けると以下の3種類があります。

  1. 学科試験用と実地試験用
  2. 文字だけの解説と図解による解説
  3. 過去問や問題集

「学科試験用と実地試験用」というのは、資格試験で行われる「学科試験」と「実地試験」の解説をしているものです。

「学科試験」とは、土木のことについてどれだけ知っているかを選択問題で答える試験です。

例えば「コンクリートの施工に関して、以下の文章から正しいものを1つ選べ」とか「軟弱地盤対策についての説明で、間違っているものを1つ選べ」といった問題が出題されます。

もう一つの「実地試験」とは、例えば「あなたが土木工事で行ってきた安全対策で工夫したことを述べよ」とか、「品質管理で気を付けたことを述べよ」のように、土木工事での経験を作文する試験です。

土木の知識を増やしたいだけであれば「学科試験」対策のテキストを、資格取得のために勉強するのであれば、「実地試験」について書かれたテキストも使って勉強する必要があります。

過去問や問題集に特化したしたテキストは、資格取得したい人向けのものです。「資格はいらないけど土木の知識を深めたいだけ」って人は持っていなくても大丈夫です。

次からは目的に応じたおすすめのテキストをご紹介します。

土木の知識を深めたい人へおすすめのテキスト

土木の知識を深めたい人へおすすめするのが、2級土木施工管理技士のテキストです。

資格取得をする気が無い人でも、土木施工管理技士試験のテキストはとても役に立つので、教科書代わりに1冊持っていると良いでしょう。

2級土木施工管理技士のテキストは土木の基本中の基本のことが解説されています。

それに比べて1級土木施工管理技士のテキストは、2級の内容の応用や詳細について記載されています。いきなり1級土木施工管理技士のテキストで勉強するのは難しいでしょう。

たくさんあるテキストの中でも、図解が多いテキストを選ぶと見やすくてわかりやすいですよ。

私が教科書代わりに持っているテキストはこれです。

このテキストが良いところは、図解が多いことです。

土木の用語や内容は文章だけではなかなか覚えられません。絵や図解があるとイメージがしやすいので簡単に覚えられますよ。

それにこのテキストは学科試験対策がメインなので、問題集や過去問について記載されている割合が少なく教科書代わりに最適です。

ちなみに私は土木の知識をより深めたいため、同じシリーズの以下の1級のテキストも教科書代わりに持っています。

1級用のテキストはより詳細に書いているものの、初心者にはちょっと難しい内容になっています。

土木業界での経験が数年ほどある人であれば、1級用を持っていても大丈夫でしょう。

続いては資格取得をしたい人向けのおすすめテキストです。

資格取得をしたい人へおすすめのテキスト

土木施工管理技士の資格を取得したいと思っている人へおすすめするのは、過去問や問題集がたくさん書いてあるテキストです。

土木施工管理技士の試験は、土木の施工管理に関する知識についてを理解していれば合格できます。

とは言ってもいきなり1から10まで理解するのは大変ですよね

そこでおすすめしたいのが、過去問や問題集がたくさん書いてあるテキストです。

ぶっちゃけると、土木施工管理技士の試験は毎年似たような問題が出題されます。

そのため過去問や問題集で勉強することで、試験問題の「パターン」や「クセ」などが分かるようになります。

資格取得に向けた勉強をするなら、過去問や問題集で学ぶことが合格への一番の近道です。

そんな資格取得に向けた勉強のために私がおすすめするのは以下のテキストです。

この「過去問コンプリートシリーズ」は、ただ過去問がまとめられているだけではなく、それぞれの問題について詳細に解説がついています。過去問用のアプリもあるので、いつでも勉強ができますよ。

「テキストで独学で勉強するのは苦手だ」という方は、ユーキャンのテキストがおすすめです。

普通のテキストを考えると少し値段がかかるかもしれませんが、「試験にでる内容を中心としたテキスト」「土木の知識を得られる」といったメリットがあります。また会社によっては「試験に合格したら給料UPの可能性」があります。

目標もなく勉強するよりも、試験に向けて勉強したほうが身につくし、やる気もでると思います。初期投資はかかるかもしれませんが絶対にコスパが良いです。

一度資格を取得すれば、死ぬまで使える免許です。目先の費用をケチるより、長期的に考えるとお得だということは一目瞭然ですよね。

土木の仕事は「言われた作業をひたすらやっていればいい」という時代は残念ながら終わりました。

これからは施工管理もしっかりとできる人材が求められます。テキストを使って1日に1つだけでも、少しづつ知識を増やしていくのはいかがでしょうか。

土木業界は圧倒的な人手不足に悩まされています。特に若手の参入が少なく困っています。

そんな状況で土木施工管理技士の資格を「持っている人」と「持っていない人」のどちらを雇いたいと思いますか?転職するならどちらの人が有利だと思いますか?答えは一目瞭然ですよね。

このページを読んでいるあなたは、人よりも向上心がある方であるとお見受けします。

ぜひテキストを1冊手元に置いておき、先輩や同僚と圧倒的な差をつけ、ついでに資格も取得すれば一石二鳥ですね。

あなたに合うテキストを1冊持って、共に土木の勉強を頑張っていきましょう!

・あわせて読みたい
>>>「土木施工管理技士 おすすめの問題集・過去問と作文作成代行

-土木

執筆者:

関連記事

空m3と掛m2の意味や使い方を解説【m3とm2とは違う単位】

たまに見かける「空m3」「掛m2」の違いを解説しています。「m3」「m2」とは違う単位なので間違えないようにしましょう。

直轄事業と補助事業

直轄事業と補助事業の違い

直轄事業と補助事業の違いを簡単に解説しています。

U型側溝と自由勾配側溝の違い

U型側溝(U字溝)と自由勾配側溝(VS側溝)の違いをざっくり解説(簡単な見分け方もご紹介)

土木初心者が頭を抱える「U型側溝と自由勾配側溝」の違いをざっくりと解説。2つの側溝の簡単な見分け方もご紹介してます。

アルカリ骨材反応をざっくりと解説(アルカリシリカ反応との違いは?)

コンクリートの品質低下につながる「アルカリ骨材反応」について、ざっくりと解説しています。「アルカリシリカ反応」との違いも解説しています。

堤防

堤防と護岸の違い

堤防と護岸の違いを説明できますでしょうか。似ているようで実は違う二つの施設について、その違いや特徴をご紹介しています。