はやこまブログ

(当サイトはプロモーションを含みます)

土木

オーバーハング(土木)の意味を解説

投稿日:2019年12月12日 更新日:

オーバーハング

土木用語として用いられるオーバーハングの意味を解説します。

オーバーハングはよく岩山や崖で見られる光景です。ぜひその意味を覚えておきましょう。

この記事では図を使いながら説明していますので、きっとすぐに理解していただけるでしょう。

オーバーハングの意味

オーバーハングとは、地盤が「えぐれている」状態のことを言います。

まずは以下の図をご覧ください。

どこにでもよくある地山の図です。

上の図を基にオーバーハングを表現すると、以下の図のようになります。

最初の図の地盤線である破線に対して、えぐれた状態になっていることがわかりますでしょうか。

このような状態をオーバーハングと呼びます。

えぐれて宙に浮いている箇所を「オーバーハング」と呼んだり、えぐれている箇所を示す言葉として「オーバーハングしている」と呼んだりします。

オーバーハングになる理由

オーバーハングになる理由は、大きく分けて以下の2つが考えられます。

  • 波などによる浸食
  • 雨や地震などによる崩落

オーバーハングしている状態はとても危険ですので、近づいたり登ったりするのは控えましょう。

・あわせて読みたい
>>>「土木施工管理技士 おすすめの問題集・過去問と作文作成代行
>>>「 効率の良い土木の勉強方法 

以下のページでは、このような分かりにくい土木用語などをご紹介していますのであわせてご覧ください。

-土木

執筆者:

関連記事

公有水面埋立法

公有水面埋立法を勝手にひらがな・現代語化

カタカナばかりで読みづらい公有水面埋立法を勝手にひらがなに直して現代語化しました。これで何が書いてあるのかがわかりやすくなったので、ご覧ください。

cbr

現場CBR試験、設計CBR試験、修正CBR試験の違い

舗装工事の際によく使われる「現場CBR試験」と「設計CBR試験」と「修正CBR試験」の違いを簡単にご紹介しています。

アルカリ骨材反応をざっくりと解説(アルカリシリカ反応との違いは?)

コンクリートの品質低下につながる「アルカリ骨材反応」について、ざっくりと解説しています。「アルカリシリカ反応」との違いも解説しています。

土の締固め試験をざっくり解説(土木)

土の締固め試験についてざっくりと解説しています。試験結果の活用方法や関連する試験などもあわせてざくりと解説しています。

長さの単位「m」「cm」は「メートル」「センチメートル」とは言わない?土木業界での特殊な言い方を解説

土木業界では「m」「cm」のことを「メートル」「センチメートル」とは言いません。土木業界で言われる特殊な言い方を解説。