土木用語として用いられるオーバーハングの意味を解説します。
オーバーハングはよく岩山や崖で見られる光景です。ぜひその意味を覚えておきましょう。
この記事では図を使いながら説明していますので、きっとすぐに理解していただけるでしょう。
オーバーハングの意味
オーバーハングとは、地盤が「えぐれている」状態のことを言います。
まずは以下の図をご覧ください。
どこにでもよくある地山の図です。
上の図を基にオーバーハングを表現すると、以下の図のようになります。
最初の図の地盤線である破線に対して、えぐれた状態になっていることがわかりますでしょうか。
このような状態をオーバーハングと呼びます。
えぐれて宙に浮いている箇所を「オーバーハング」と呼んだり、えぐれている箇所を示す言葉として「オーバーハングしている」と呼んだりします。
オーバーハングになる理由
オーバーハングになる理由は、大きく分けて以下の2つが考えられます。
- 波などによる浸食
- 雨や地震などによる崩落
オーバーハングしている状態はとても危険ですので、近づいたり登ったりするのは控えましょう。
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