土木用語として用いられるパラペットの意味を解説します。
海岸沿いや海沿いにあることの多いパラペット。
この記事では図を使いながら説明しています。きっとすぐに理解していただけるでしょう。
パラペットの意味
パラペットとは、「突き出した部分」のことをいいます。
まずは以下の図をご覧ください。
海岸沿いなどでよく見られる護岸の断面図です。
この場合、パラペットと呼ばれる部分は以下の図の赤丸の場所をいいます。
ここをパラペットと呼びます。この部分は「波返し」とも呼びますよね。どちらで呼んでも正解です。
別の図でも解説していきます。次の図をご覧ください。
港湾や漁港で見られる施設の断面図です。この図の場合、以下の赤丸の部分をパラペットと呼びます。
ここがパラペットです。ほかの言い方では、「胸壁」とか「上部工」と呼ばれています。
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まとめ
パラペットとは海沿いや海岸沿いになどにある施設の「突き出した」部分のことをいうことが一般的です。
「波返し」や「胸壁」や「上部工」などと呼ばれる箇所は、パラペットであることが多いです。
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