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コンクリートの配合・規格「18-8-25BB」や「21-12-40H」などの読み方をざっくり解説

投稿日:2021年4月7日 更新日:

工事でよく使用されるコンクリートですが、「18-8-25BB」「21-12-40H」の様に呼ぶのが一般的です。

この配合・規格を表すコンクリートの記号についてざっくりと解説していきます。

コンクリートの記号の意味

結論から言うと、呼び強度、スランプ値、粗骨材の最大寸法、セメントの種類を表しています。

例えば「18-8-25BB」で言えば

のようになります。

呼び強度

最初の数字は呼び強度を表します。

呼び強度とは、コンクリートの強度→圧縮強度のことです。

18-8-25BBであれば、最初の数字「18」が呼び強度であり、コンクリートの圧縮強度18N/mm2であることがわかります。

スランプ値

2番目の数字はスランプ値を表します。

18-8-25BBであれば、2番目の数字「8」がスランプ値であり、スランプ値8㎝であることがわかります。

数字が小さいと固いコンクリート(ワーカビリティーが悪い)、数字が大きいと軟らかいコンクリート(ワーカビリティーが良い)となります。

ワーカビリティーが良いコンクリートは施工がしやすいですが、大きすぎると強度に影響するので、適切なスランプ地を設定する必要があります。

・あわせて読みたい
>>>「ワーカビリティー、コンシステンシー、フィニッシャビリティーなどを解説)

粗骨材の最大寸法

3番目の数字は粗骨材の最大寸法を表します。

18-8-25BBであれば、3番目の数字「25」が粗骨材の最大寸法であり、粗骨材の最大寸法25㎜であることがわかります。

そもそもコンクリートとは「セメント+水+細骨材+粗骨材」を配合したものです。

この配合にある粗骨材の一番大きい寸法を表したものが3番目の数字です。

一般的には、コンクリートの打設厚が小さいと20㎜や25㎜をよく使います。逆にコンクリートの打設厚さが大きいと40㎜以上をよく使います。

・あわせて読みたい
>>>「セメント、モルタル、コンクリートの違い

セメントの種類

4番目の英語はセメントの種類を表します。

18-8-25BBであれば、4番目の英語「BB」がセメントの種類を表しており、BBとは高炉セメントB種であることがわかります。

よく使われるセメントの種類は以下のとおりです。

  • BB→高炉セメントB種類
  • H→早強セメント
  • N→普通ポルトランドセメント

高炉セメントはよく「BB」が使われます。

高炉セメントにはA種・B種・C種があります。高炉セメントA種であれば「AB」と表記し、高炉セメントC種であれば「CB」と表記します。

アルカリ骨材反応の抑制のために、近年では 高炉セメントB種「BB」がよく使用されます。

「18-8-25BB」をベースにざっくりと解説しました。この配合が「21-12-40H」となっていても、上記の説明のように呼び強度、スランプ値、粗骨材の最大寸法、セメントの種類の順で表記されています。

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