はやこまブログ

(当サイトはプロモーションを含みます)

土木

埋戻と盛土の違い(土木)

投稿日:2021年3月26日 更新日:

埋戻と盛土

埋戻(うめもどし)と盛土(もりど)の違いを簡単に解説しています。

土木初心者にとってはどちらもよく似た作業なので、違いがわからないと思います。

2つの工種の違いをざっくりと図を使って解説していますので、ご覧ください。

・あわせて読みたい
>>>「 効率の良い土木の勉強方法

埋戻と盛土の違い

埋戻と盛土の違いは、文字どおり土を「埋める」のか「盛る」かの違いです。

それぞれの語句を教科書的に言うと以下のようになります。

  • 埋戻:構造物の築造又は撤去後、現地盤線又は計画埋戻線まで埋め戻す箇所
  • 盛土:現地盤線又は計画埋戻線より上に土砂を盛り立てる箇所

わかりにくいですよね。ざっくり言い換えます。

まず埋戻ですが、地盤に埋まっている構造物(たとえば古い側溝など)を撤去すると、構造物の分だけ地盤下に空間が生じますよね。そこへ土を投入するのが埋戻です。

このほかにも、構造物(たとえば擁壁など)を設置するために床掘した後に、埋戻が必要となります。

盛土は、現地盤線や計画埋戻線よりも上に土を盛ります。河川堤防のように土を盛ることです。

・あわせて読みたい
>>>「 掘削と床掘の違い 
>>>「 効率の良い土木の勉強方法 

-土木

執筆者:

関連記事

濁った水

汚濁防止膜の種類と違い

汚濁防止膜には、大きく分けるとシルトフェンス、オイルフェンス、ネットフェンスの3種類があります。土木初心者向けに、それぞれの違いや特徴をご紹介します。

平板載荷試験とCBR試験の違いをざっくりと解説(どちらも原位置試験だけど全然違います)

平板載荷試験とCBR試験の違いをざっくりと解説しています。

鉄筋の配筋図の「@」「ctc」の意味を解説

鉄筋の配筋図で図示される「@」「ctc」の意味を解説しています。

縦断図と横断図の違いや見方をざっくりと解説(土木)

土木初心者にとって、縦断図と横断図に何が描かれているのかわからないと思います。この図では、縦断図と横断図の違いをざっくりと解説しています。図も用いているためわかりやすいかと思います。

直轄事業と補助事業

直轄事業と補助事業の違い

直轄事業と補助事業の違いを簡単に解説しています。