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市場単価と標準単価の違い【土木・積算】

投稿日:2021年4月7日 更新日:

公共工事の積算にてよく使用される「市場単価」と「標準単価」の違いをざっくりと解説していきます。

市場単価と標準単価の違い

市場単価と標準単価(正式には土木工事標準単価)の違いをざっくり言いますと以下のとおりです。

  1. 単価の算定
  2. 単価の内訳
  3. 補正対応

単価の算定の違い

市場単価は民間同士の取引価格を調査して単価を算定しています。

標準単価は歩掛を調査し、材料単価・労務単価・機械賃料(機械損料)を入れて施工単価を算定しています。

単価の内訳

市場単価には内訳が存在しません。そのため労務単価が上層しても市場単価は変わらないことが多いです。

標準単価は歩掛がベースとなっているため、労務単価が上昇すれば標準単価も上昇します。

補正対応

市場単価は週休2日制の補正ができません

標準単価は週休2日制の補正ができます

一般財団法人建設物価調査会のホームページに具体的な解説がされています。以下のリンクよりご参照ください。

参考リンク
>>>「一般財団法人建設物価調査会

・あわせて読みたい
>>>「土木施工管理技士 おすすめの問題集・過去問と作文作成代行
>>>「土木の基礎知識~初心者が覚えておきたい用語まとめ~
>>>「効率の良い土木の勉強方法

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