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プライムコートとタックコートの違い

投稿日:2019年11月12日 更新日:

アスファルト舗装

アスファルト舗装を行う際に使用される「プライムコート」と「タックコート」。あなたはこの違いや使い時を説明することができますか。

この記事では、「プライムコート」と「タックコート」の違いを簡単にご紹介します。

簡単な図を使った解説もしていますので、すぐに理解いただけるはずです。

初心者向けの説明ですので、詳しく知りたい人には物足りないかもしれませんのでご注意を。

プライムコートとタックコートの違い

プライムコートとタックコートは、どちらも「付着をよくする」ために使用します。

プライムコートとタックコートの違いは、「何の付着をよくするか」で違ってきます。簡単に説明すると以下のとおりです。

  • プライムコートは、路盤とアスファルトを付着させる
  • タックコートは、基層と表層を付着させる

それぞれ解説していきます。

プライムコートとは

プライムコートとは、路盤とアスファルト(表層または基層)を付着させるために使用します。

以下の図をご覧ください。

プライムコートの散布

上記の図で解説すると、上層路盤と表層の間に散布するものがプライムコートです。

後ほどに図解をしますが、上層路盤と基層の間に散布するものもプライムコートです。

プライムコートには、路盤とアスファルトを付着させる以外にも、アスファルトを舗設をするまでの間に以下のような効果もあります。

  • 作業車による路盤の破損を防ぐ
  • 降雨による洗堀を防ぐ
  • 表面水の浸透を防ぐ
  • 路盤からの水分の上昇を防ぐ

一般的には、プライムコートはPK-3と呼ばれる乳剤を使用します。

覚え方

プライム(prime)には「初期の」「最初の」と言った意味があります。

つまり、アスファルトを舗設するために「最初」に散布するのがプライムコートです。

タックコートとは

タックコートとは、基層と表層のようにアスファルト同士を付着させるために使用します。

以下の図をご覧ください。

タックコートとプライムコートの散布

上記の図で解説すると、表層を舗設する前に、基層との付着をよくするために散布するのがタックコートです。

前段で解説したように、基層と路盤の付着をよくするために散布するのはプライムコートです。

以下の図のようなオーバーレイでの施工の場合でも、タックコートを散布します。

オーバーレイの場合のタックコート

一般的には、タックコートはPK-4と呼ばれる乳剤を使用します。

覚え方

タック(tack)には「つなぐ」「結合する」と言った意味があります。

つまり、アスファルト同士を「つなぐ」ために散布するのがタックコートです。

・あわせて読みたい
>>>「 効率の良い土木の勉強方法 

まとめ

  • プライムコートは、路盤とアスファルトを付着させるもの
  • タックコートは、アスファルト同士(基層と表層など)を付着させるもの
  • 「プライム」とは「最初の」という意味があることから、路盤が完成した後に最初に散布するのがプライムコート
  • 「タック」とは「つなぐ」という意味があることから、アスファルト同士をつなぐために散布するのがタックコート

プライムコートとタックコートの違いをご理解いただけたでしょうか。

名前は似ているけど使用用途が全然違うということが理解いただけたのであれば幸いです。

以下のページでは、ほかにもこのような分かりにくい土木用語などをご紹介していますのであわせてご覧ください。

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