セメントミルクとセメントペーストの違いをざっくりと解説しています。結論を言うと、どちらも明確には違いが定義されていませんが、感覚的には使い分けられています。その違いを解説していますのでご覧ください。
セメントミルクとセメントペーストの違い
セメントミルクとセメントペーストの明確な違いは、ぶっちゃけありません(笑)
と言うと怒られるかもしれませんので、もう少し掘り下げます。
セメントミルクとセメントペーストの違いについては、きちんとは定義されていません。しかし感覚的に言えばセメント量の違いで使い分けられています。
- セメント量:セメントミルク < セメントペースト
セメントミルクもセメントペーストも、どちらも「セメント+水」であることがほとんどです。この「セメント+水」は「ノロ」「セメントペースト」とも言われることがあります。
「セメントミルク」と「セメントページ」がセメントと水の配合量で言い方を使い分けています。しかし、明確な分量などは定められていません。
感覚的な話になってしまいますが、セメント量が少ないときは「セメントミルク」、セメント量が多いときは「セメントペースト」と言われています。
ミルク・ペーストをそれぞれ英語から翻訳すると少しイメージできるかもしれません。
- ミルク(milk):牛乳、液体
- ペースト(paste):糊(のり)
「セメントミルクは液体でシャバシャバ」「セメントペーストの方が粘度が高め」といったところです。
違いがわかりましたでしょうか。
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