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図面の縮尺「NTS」について解説

投稿日:2021年3月22日 更新日:

図面の縮尺欄に「NTS」と書かれていることがありますよね。これは「縮尺が無い」ということを表しています。

「NTS」の使われ方や「NTS」以外の表記方法などを解説しています。ご覧ください。

図面の縮尺「NTS」の意味

「NTS」の意味は「縮尺が無い」ということであり「Not To Scale」の省略です。

図面を書くときは普通なら「1/100」などと縮尺を書くのが普通ですが、たまに縮尺フリーで書く図面があります。このような図面のときに「NTS」と表記します。

よくガスや水道などの配管図や、電気の配線図や系統図などに使われていることが多い印象です。

「NTS」以外にも以下のような表記をすることがあります。

  • N.T.S.
  • Not to scale
  • Non scale
  • Scale none
  • n/s
  • ー(ハイフン)

どれも全て「縮尺が無い」ことを示しています。上記の表記でも大文字と小文字の使い分けが様々にあります。

「どれが正解?」と思われるかもしれませんが、「どれも正解」と言えます。図面を書く人やその業界によって、さまざまな表記をされています。

ちなみに私が個人的によく見かけるのは「NTS」ですが、「縮尺が無い」ということを正確に伝えることが大事ですね。

・あわせて読みたい
>>>「土木施工管理技士 おすすめの問題集・過去問と作文作成代行
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