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セメントミルクとセメントペーストの違い

投稿日:2021年3月29日 更新日:

セメントミルクとセメントペーストの違いをざっくりと解説しています。結論を言うと、どちらも明確には違いが定義されていませんが、感覚的には使い分けられています。その違いを解説していますのでご覧ください。

セメントミルクとセメントペーストの違い

セメントミルクとセメントペーストの明確な違いは、ぶっちゃけありません(笑)

と言うと怒られるかもしれませんので、もう少し掘り下げます。

セメントミルクとセメントペーストの違いについては、きちんとは定義されていません。しかし感覚的に言えばセメント量の違いで使い分けられています。

  • セメント量:セメントミルク < セメントペースト

セメントミルクもセメントペーストも、どちらも「セメント+水」であることがほとんどです。この「セメント+水」は「ノロ」「セメントペースト」とも言われることがあります。

「セメントミルク」と「セメントページ」がセメントと水の配合量で言い方を使い分けています。しかし、明確な分量などは定められていません。

感覚的な話になってしまいますが、セメント量が少ないときは「セメントミルク」、セメント量が多いときは「セメントペースト」と言われています。

ミルク・ペーストをそれぞれ英語から翻訳すると少しイメージできるかもしれません。

  • ミルク(milk):牛乳、液体
  • ペースト(paste):糊(のり)

「セメントミルクは液体でシャバシャバ」「セメントペーストの方が粘度が高め」といったところです。

違いがわかりましたでしょうか。

・あわせて読みたい
>>>「セメント、モルタル、コンクリートの違い
>>>「無筋構造物と小型構造物の違い(コンクリート)
>>>「効率の良い土木の勉強方法

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